EX1分解記2nd モデマー復活

2001/01/23


■ 分解の目的
ある日、っていうか、つまりはつい昨日なんですけど。いつものように(というほど頻繁でもないが)、EX1のモデムを、愛用のハンディコンパクトモデムケーブル巻き取り君(注:商品名は違います。口の両方が伸びるヤツがお勧めです)を使って電話機とつなぎました。巡回機能で即スタート。これは、一発でメール送信/メール受信/WWW巡回録画をやってくれるので、便利に使っているのですが、そろそろかな終わったかなと確認に行くと、接続エラー表示が。あれ?回線混んでたのかな? 今度は、ちゃんと接続するまで見ていようと、待つこと数秒。ぴぴぴぽぱぱぱ、という、聞き慣れたダイヤル音、続いて、、、続いて、、、続いて、、、あれ?ネゴする音が聞こえないじゃん。(^^;
いつもでしたら、っじーきゅるきゅるきゅるぴーががが、なんていう日本語の擬音って難しいなあオイ、という音が鳴るはずですが、まったく反応ナッシング。何度試しても。
まあ、原因となると、先日のバラシでいろいろ無理してたことかなあ、と。いや、なかなかいつまでも祟りますねえ〜。
■ あーらよっと、分解
再度、ネジはずして分解。外部16+内部2の合計18本のネジをはずします。ちなみに、そのうちの一本は、最初分解したとき手元にあった精密ドライバがマイナスしかなくて、かなりなめてまして、すでに使用難しい状態。できればそっとしておいてあげたかった……(^^;。
■ モデム部
モデムコネクタ部は、メイン基盤のはじっこからフレキシブルケーブルが直接半田付けされています。コネクタぶーらぶら。ちなみに、コネクタ端子を見てもわかるとおり信号線は2本です。フレキシブルケーブルのブラブラしている途中には、チップが挟まっています。フィルターでしょうか。このわけわからんチップ類は実はくせ者で、ってそのネタは欠番の話なんですけどね。まあ、そのうち……(^^;
で、強引に話を戻して、モデム不良ですが、このフィルターらしきチップとコネクタ間の導通チェックをしてみると、2本あるうち、片側がNGでした。見た目は繋がっているんですけどねえ。ぶーらぶらさせていたせいか、金属疲労あたり?で切れやがられあそばされていたようです。わずか5ミリ程度の間隔ですが、モデムコネクタ側のフレキ半田付け部と、このフィルターらしきチップ間を布線してあげましょう。筐体付けたままはちょっとしんどいので、一応、メインユニットを筐体からはずして半田付けしました。導通チェック。OK!
これでモデムも復活なされること請け合いのココロであることよ、えへへ。 と、思ったのもつかの間、やっぱりタダでは終わらないのでした。(^^;
■ 余談
タダで終わらないの前に、モデムに関するちょっとしたTipsを。改造とかに自信がある人対象ですが、それほど難しい改造じゃないです(自己責任いえーい)。EX1の発売当初、こんな改造をしていた方がおりました。ちょっとどこのサイトか、すでにたどれなくなっているのですが、下に説明してみます。
E1のメイン基盤部から、OptionPort16の空き端子(?)に布線して、さらに、クレードルに穴を空けてモデムコネクタ端子を埋め込み(モデム線延長コネクタ等を流用)、その端子とクレードル側のOptionPort16の空き端子を接続します。
さて、これによって何が嬉しいか?
つまり、クレードルに装着しただけでモデム接続状態になります。録画予約とかで運用している人って結構いると思うのですが、クレードルに挿して、さらにモデムコネクタに電話線を接続する、というのはちょっと面倒です。電話線につながったPCがいて、そこにクレードルが接続されているのなら、PCから電話線を分岐させて、クレードルに常時電話線接続にしておきます。あとは、必要なときに、EX1をクレードルに置くだけで録画予約OKとなります。いやあ、便利だなあ。っと、マジで余談長すぎますね?(^^;。空き端子部の情報とか、欠落してるし(調べりゃいいんだけど)…… 。
■ あれ?
前回の分解記で、電源ON NGの原因について触れました。いわく、ロックスイッチ部の部品ですが、これはびよんびよんとなる細い棒が出ています(わかんねーって(^^;)。ええと、バネ仕掛けで戻る棒があるんですね。前回は、なぜか縮みっぱなしで電源がONにならなかったのですが、本来は、これは押されていなければ、伸びたままになるはずのものです。前回はプッシュリターンとかわけのわかんないこと書いてますケドね(^^;。伸びた状態でロック、押された(棒がひっこんだ)状態でアンロックという作りのようです。要するに、ロックの状態でのみ、電源が入るようにする仕掛けです。また、ロックスイッチのON/OFFでリセットが入ることから、リセットスイッチも兼ねている、と。
で、この棒なんですが、前回の教訓により、一応確認すると…………無いッス(冷や汗)。いや、最初引っ込んでいる状態かな、と見てみたら、なんか、丸っぽい棒の頭が無くて、ちょっと引っ込み加減(冷や汗*2)。びくっとして机の上を見ると、ああ、無惨、棒の先端部が転がっているじゃーないですか!? ああ、聞こえてくるよ、EX1の悲鳴が。痛い痛いと叫んでいるよ。オーマイガッ!ワタシマシン語ワッカリマセーン(爆汗)。
■ 適当の極致
早い話、ボキッとか言って折れちゃったんですね、きっと。……っていうか、筐体空けたとき、ちょっと嫌な抵抗があったんだけど、これかな。はあ、割れるのは無しですよ、無しですね、無し子さん。
まあ、単純思考な話、取れちゃったものはくっつければ良いわけで(^^;。
じゃかじゃかじゃーん!アロンア○ファ〜!(どこかの猫型ロボットの必殺音付き)。
怖いのは、稼働部品だけに、稼働部が固まってしまうことですが、えいやっ。おお、付いた、サワサワ。ポロリ。おお、取れた。ってダメじゃん(^^;。
が、なんか、ちょうどア○ンアルファ分が棒切断面の根っこにこびりつき、稼働部品から抜けにくくなっています。いーや、これで(オイ。そのまま組み立てて、ほーら、使える使える、リセットもばっちり効くし、あとは対ショック対閃光防御できるかどうかだけです。ま、それは、今後使っていく中で検証されていくことでしょう。
……いーのかなー、こんないーかげんで。
■ モデムその後
実際に電話線つないでGo!ぴーがががーきゅゅるるるる〜。おー、行ってますなBiglobe。どうやら復活みたいです。良かった、コントローラがイカれたりしたんじゃなくて。(^^;。
モデムってEX1のウリの一つですからね。最近のPDAは、モデムコネクタ搭載しているヤツ、めっきり減っちゃったし。でも、まだまだ有効に使えるし、海外なんかだと現在では切り札と言っても良いでしょう(^^;。なので、モデムが使えるのと使えないのでは、えらく差があります。電源が入るのと入らないというのも、かなり差がありますケド。って言うかありすぎ。
ま、そういうわけで、今回は乱れた日本語編でした〜。(マテ

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