大型二輪講習日記 前編
免許取得を目指していた当時のものですな。(^^;

 いよいよ待望の大型二輪教習がはじまりました。

 時間がないので週末に教習に行くことが多いのですが、やはり大型は違う!
 自分のバイクを手足のように自在に操る(と思っている^^;)Keiでもまず歯が立たない(笑)
 まず、どっかと、ゆったり座っていられない。
 教習所内が一般車道に比べ、狭いコースだから、というのももちろんありますが、これは曲がるときの体重移動が中型に比べ、頻繁に要求されるからです。

 ご存知でしょうがバイクのコーナーリングの基本は下記3つかな。
・リーンイン
  バイクの傾きより、体をうちに入れること(体を落とす)
・リーンウィズ
  バイクの傾きといっしょの角度に上体がある。
・リーンアウト
  バイクの傾きより上体が外にあること(バイクだけ傾けるとか)

 さて、中型二輪では、上の3つぐらい、ある程度の知識持ってりゃー、あとは自転車のようにハンドルを曲げてもだいたい曲がれます(あんまりお勧めしないけど)。
 but!大型二輪では、前述のようにハンドルを曲げるというよりは、車体を倒して曲がるというバイク本来のライディングを重視するため、頻繁に体重移動が起きるのです(たぶん)。
 高速走行になればなるほど、バンク角を増していっても安定しますが、これが、教習所のような狭い、せいぜい50キロほどしか出せないコースだと、どうも話が違ってきます。

 まず安定しないので、半クラと呼ばれる技を多用することになります。
 ところが!教官によっては半クラ使うなーって言うんですよ〜。
 しかもスラロームや、クランクなど、半クラ使わないと厳しいコースをいきなり一時間目から始めます。
 まあ、大型講習受けにくる人は、中型持ってるはずだからなのでしょうが。(あれ? そうですよね??)

 で、Keiの場合、とりあえず、3時間ほど乗りました。
 クランク、スラローム、一本橋(大、小)、波状路(でこぼこ道)、8の字、急制動、スタンディングスラローム、スタンディング波状路などなど、なんちゅーか、一気にやってしまうんですねえ。
 (中型のときの記憶があいまいなのですが、教習3時間目で、まだそんなにいろいろやってなかったよーな気がします)
 さて、一番難しいのが、8の字!
 これが狭い!あんなでかいバイクでこの8の字は不可能だっ!っちゅーくらい難しい。
 とにかく狭いのだ。
 実際、第二段階(4時間)の最大の山場は8の字らしく、今4段階の人と話しても、2段階で2時間オーバーくらいは当たり前だとか(ただし八王子国際自動車教習所の場合)。
 ちなみに話しを聞いた人は3時間オーバーとのこと。
 ん〜、なんか全体的に、厳しい傾向があります。

 まあ、最終的には、今は結構曲がれるのですが、やっぱり、安定度をかいていて、ちょっとふらつく。
 中型では回れればそれでOKだったんですが、大型では、安定度を欠くとNGなので、完璧に決められないと次の段階に進ませてもらえないそうな。
 むーん、どうやって攻略しよう。

#後日談
 4時間目に、結局、なってねー、と言われ、教官の後ろに乗って、感覚を覚えることに、はあ、なるほどね、倒してアクセル開けて、車体が立ち上がったところで、また傾けてアクセル……と。
 言うと楽ですが、このコツは、実際やってみないとわからないかも。
 しかも、この教官は半クラ使ってもいいとおっしゃるし。
 まあ、半クラ使えれば、そもそも、あれほどふらつくこともなかったんだけど。
 というわけで、8の字は完璧クリアとなりました(^o^)/


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文責:Kei
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