アルバ spoon

もともと、僕は腕時計が嫌いです。
正直、うっとうしいことこのうえない。 手に異物がくっついている感覚があるし、どうも重くて歩いてても安定しない。 そんな気がするから。
実際、ちょっと気を抜くと、すぐにはずしちゃう。しかも、ほとんど無意識で。だから、よく置き忘れるのであった(爆)

そんなわけで、ずっと懐中時計を使っていたのだけれど、ちょっとアラーム機能が必要になった。 懐中時計でアラーム機能付きってなぜかないんですよね〜。 あと、もっとさくっと時間をチェックする必要もあった。パッと見で確認したい。

というわけで、久しぶりに腕時計を買ってみたりしたのが、このSpoon(初代)である。

結構、こういうのは入念な市場調査をして、好みと値段と機能とが、高いレベルで納得できているものを買う。 で、今回も、腕時計を買おうと思ってから、実に1ヶ月近く、リサーチしたのだ。(^^;

さて、じゃあ、こいつの購入ポイントはどこだろう。
まだ、Spoonがこれほどの人気アイテムになる前だから、G-SHOCKがブームになりかけてた頃だろうか? 僕自身も、G-SHOCKは少し考えていたが、やはり重さが嫌いだった。 デザイン的には結構好きだったので、baby-Gとかが、もっと早く出ていれば買ってたかも?

しかし、Spoonのあの反転液晶や、一つ目のような液晶部、そしてぶっといリストバンドなど、パッと見から、うならされた。(^^;
本来腕時計に価値を見いだせない僕は(ごめんなさい)、7000円近くをさくっと出せず、購入を決意してからも、やはり1週間ほど悩んでから購入したのであった。まあ、色(ブラウン系の渋めのカラーのやつ)がかなり好みだったこともある。
機能としては、本体中央部、やや下よりの大きいボタンで液晶を光らせるとか、ラップタイム計測に ちょっとすぐれているとか、そんなものだ。バイクグローブをはめていて、夜間だったりすると、この大きいライトボタンはこれほど役に立つのかと、大きな誤算嬉しいポイント。
まあ、一般的な腕時計の機能はほぼ網羅していると言える。 結局、あくまでデザインの好み度が、購入に踏み切らせたポイントだ。
もっとも、バンドの方はいまいちで、マジックテープ部の消耗が激しく、あっというまに交換になってしまうのが痛いかな。

最近は、白反転液晶や、赤、青など、びっくりする色まで出ているし、よりかっとんだデザインもある。 しかし、僕は、初代の品の良い、シックな色合いとデザインが今なお一番好きだ。

1998.08.13

2000.12.14追記
去年のゴールデンウィークだっただろうか。草津温泉に出かけたのだが、湯殿巡りしている間に、どこかに置き忘れてきてしまった。結局いつものように失ってしまったわけで、かなり気に入っていただけに、ショックビックラージって感じだ。君に誓おう、今後、僕は他の腕時計に浮気しないと!
え、Ruputer5000円? え、マジ、ちょっと、それって結構欲しい……。いや、かなり欲しいって。(^^;